確認大学等の確認を(無償化制度の非対象大学)

 文部科学省より、2020年4月に始まる低所得世帯を対象とした「高等教育の無償化制度」の対象の大学となる「大学等における修学の支援に関する法律に基づき、一定の要件を満たすことの確認を受けた大学・専門学校等(確認大学等)」のリストについて9月20日に発表されました。
 文部科学省によりますと、国公立の大学(いわゆる「四年制大学=四大」)と短期大学(短大)の計1,074校のうち1,043校(97.1%)が確認大学になったとのことで、無償化制度の対象だそうです。
 それではこのリストに含まれていなかったのはどこか? 四年制大学については下記の22大学となります。
 日本経済新聞によりますと、「『規模が小さく対象者が見込まれない』『独自の奨学金制度がある』などが理由で、医学部などは授業料が高く、支援額では大幅に不足するため」に制度利用を申請しなかった大学もある一方で、「10校弱が経営上の要件を満たせない」ことから「申請できなかった」大学もあるもようです。この10校弱がどこだかは明示されていませんが、これまでに示した島野清志氏の『危ない大学・消える大学』リストからも、概ね察しがつきそうなものですね。個人的には、東京福祉大学や日本経済大学なんぞが公的資金活用OKなのか腑に落ちないところですが、ともかく、経営上の問題から申請できなかった大学というのは、とうとう文科省から『危ない大学・消える大学』として名指しされたとみていいかと思います。
 個々の家庭が無償化を受ける受けないに関わらず、受験生やその保護者は進学対象の是非として考慮されるべきかと存じます。

【2019/9/20現在における「大学等における修学の支援に関する法律(令和元年法律第8号)による修学支援の対象機関となる大学等(確認大学等)について」のリストに含まれない四年制大学一覧】
札幌大谷大学、上武大学、聖徳大学、東京女子医科大学、東京神学大学、日本歯科大学、日本文化大学、ビジネス・ブレークスルー大学、神奈川歯科大学、松蔭大学、聖マリアンナ医科大学、八洲学園大学、長岡崇徳大学、山梨学院大学、種智院大学、大阪音楽大学、太成学院大学、兵庫医科大学、川崎医科大学、産業医科大学、平成音楽大学、第一工業大学
※ビジネス・ブレークスルー大学と八洲学園大学は通信制専業
大学名にリンクを貼っているところは、今回の件に関して対策やコメントを発表しているところ(当該URLにリンク)


https___imgix-proxy.n8s.jp_DSXMZO5006584020092019I00001-PB1-5[1].jpg表は日本経済新聞2019/9/20記事より

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この記事へのコメント

2019年09月26日 10:42
はじめまして。私は、人間総合科学大学の臨床心理学専攻の大学院に今年3月まで在籍していた者です。

私は、上記専攻において、恣意的に低い評価点を付けられ必修単位落第→留年、会議室に3時間閉じ込められ退学を迫られる等のハラスメント(アカハラ)を教員から受け、退学をしました。そして令和元年6月14日に大学を相手取り、損害賠償を求める民事訴訟を東京地裁に起こしました。

私が受けたアカハラは、重大な人権侵害であると共に、欠席せずまじめに履修しても留年し退学を迫られた学生は人生を大きく狂わされ、親の教育投資が無駄となります。

問題の臨床心理学専攻は、2020年度より募集停止になることが決まりました。
https://www.human.ac.jp/news_detail.php?id=535

しかし、同専攻は、2016年に開設され、昨年2018年度より臨床心理士の指定校として認可されたばかりです。大学側は募集停止の理由として定員割れを挙げていますが、臨床心理士資格をもたない教員が実習科目を担当していた違反の影響もあると考えます。開設後わずか3年あまりでの募集停止は、卒業生や在校生の就活等への影響が大きく、あまりにも無責任です。

当該専攻のサイトは、下記トップページ
https://www.human.ac.jp/cp/index.html

から、上記募集停止のお知らせ以外のリンクが使用不可となっており、教員紹介ページや、卒業生が各種証明を取るためのページにアクセスすることができません。

人間総合科学大学は、看護学科などを擁しており、多くの受験生が出願すると思われますが、新入生が、当該大学でアカハラや、学部や専攻の消滅に遭わないことを願ってやみません。