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zoom RSS 世界大学学術ランキング(ARWU) 2015

<<   作成日時 : 2015/08/16 12:27   >>

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 上海交通大学による世界大学学術ランキング(Academic Ranking of World Universities)の2015年版が発表されました(ARWU2015)。
 世界500位内に入った日本の大学は18大学。昨年版より1校減りました。増減は2増3減で、昨年のランキング外から徳島大学と奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)が復帰(徳島は2013年版から2年ぶり、NAISTは2012年版から3年ぶり)した一方で、大阪市立大学、東京理科大学、早稲田大学がランク外へとなりました。この結果、ランクインした我が国の私立大学が慶応だけになってしまいました。

Academic Ranking of World Universities(ARWU) 2015
日本国内順位(世界順位):大学名

1位(21位):東京大学
2位(26位):京都大学
3位(77位):名古屋大学
4位(85位):大阪大学
5位(101-150位):東北大学
6位(151-200位):北海道大学、東京工業大学
8位(201-300位):九州大学、筑波大学
10位(301-400位):千葉大学、慶應義塾大学、神戸大学
13位(401-500位):広島大学、金沢大学、奈良先端科学技術大学院大学、岡山大学、徳島大学、東京医科歯科大学

注)Academic Ranking of World Universitiesの指標と比重
  ノーベル賞やフィールズ賞を受ける卒業生の換算数:10%
  ノーベル賞やフィールズ賞を受ける教師の換算数:20%
  高被引用科学者数:20%
   『ネーチャー』《Nature》や『サイエンス』《Science》で発表された論文数:20%
  (SCIE)と(SSCI)に収録された論文の換算数:20%
   上述の五項の指標から得た教師の平均表現:10%



 ところで、ARWUのWebSiteでは各大学の2003年以降の順位の推移グラフが以下のように載っています。

  [東京大学]
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  [京都大学]
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  [名古屋大学]
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  [大阪大学]
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  [東北大学]
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  [北海道大学]
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  [東京工業大学]
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  [九州大学]
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  [筑波大学]
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  [神戸大学]
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  [慶應義塾大学]
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  [千葉大学]
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  [広島大学]
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  [東京医科歯科大学]
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  [徳島大学]
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  [金沢大学]
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  [岡山大学]
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  [奈良先端科学技術大学院大学]
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 同順位帯でタイ扱いなっている大学間の上下を、上掲のグラフの2015年値の位置をもとに目測で判断してみると、以下のようになるかと思いますが、いかがでしょうかね。

【Academic Ranking of World Universities(ARWU) 2015】(グラフ目測による想定順位を含む)
日本国内順位:大学名

1位:東京大学
2位:京都大学
3位:名古屋大学
4位:大阪大学
5位:東北大学
6位:北海道大学
7位:東京工業大学
8位:九州大学
9位:筑波大学
10位:神戸大学
11位:慶應義塾大学
12位:千葉大学
13位:広島大学
14位:東京医科歯科大学
15位:徳島大学
16位:金沢大学
17位:岡山大学
18位:奈良先端科学技術大学院大学


 今回の特徴は長らく日本3位の阪大を名大が抜いたことでしょう。THE、QS、ARWUという三大世界大学ランキングと言われるものの中で、名大が阪大を上回るのは初めてじゃないでしょうかね。前に示したQSのアジアランキングでは阪大が京大を上回ったりしているので、鉄板と言われた序列に影響を与える地殻変動が、外からもたらされるのかもしれません。
 リセマムといったネット記事でもこの名大の「躍進」を取り上げられており「名古屋大学は2014年の101-150位より飛躍的に上昇」と記されています。前年が101-150位とのことですが、、上掲のグラフから目測するに110位前後かと思われます。ならば30ランク以上上がったのですから躍進は間違いではないです。ただ同時に名大はずっと100位前後を続けていたので2003年レベルへと「元に戻った」というほうが良いのかもしれません。
 それでも、アジア勢や世界ランキングを意識しはじめた欧州勢らとの競争激化の中で相対的に高評価となったのですから喜ばしいことでしょう。ARWUではノーベル賞受賞なども加味されますから、天野教授や現・名城大の赤崎教授の受賞が効いているのかもしれません。徳島大の再登場も中村教授の功績の算入もあるかもですね。
 公表順位では幅表示が多いため、名大の躍進と、徳島とNAISTの再登場以外は目立ちづらいですが、グラフから見ると、東北大・慶応大・千葉大が持ちなおし傾向にあるようです。
 上位以外は、現状維持だった東大・京大を除いて、順位下落傾向となってしまっています。これはこれまでに示したTHEやQSの2015アジアランキングCWUR2015とも同様な傾向です。入試偏差値だけが大学の価値を全て決めるのではないのと同様に、世界ランキングだけが大学の価値を決めるものではないものの、やはりどんな角度からでも日本の大学が高い評価を得られるのに越したことはないとすれば、残念な傾向といえるでしょう。
 特にAWRUは「国際化・国際交流」など非英語圏の日本に不利な要素が少なく、学術面での評価が中心なだけに、ここで大学数や順位が落ちてしまうのは厳しいところです。400位台の大学についてグラフをみると、東京医科歯科大が急激にランクを下げた他、金沢大や岡山大が崖っぷちに立たされています(今年のTHEやQSのアジアランクでは岡山大が伸びているだけに、ここは逆の傾向となっています)。来年版でどうなるか難しい事態かもしれません。
 開始された2003年以来、昨年版までランクインしていた早大が今回ランク外へとなってしまいましたが、グラフをみると昨年は一昨年より100位近く暴落していたようです。今後とも厳しい競争の中で日本の大学がさらに押し出されるかもしれませんが、学術面で是非頑張って頂いて、世界と競争できることを望みます。

  [早稲田大学]
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2015年版世界大学ランキングにおける日本国内順位の総合評価
 これまで、今年の国際的な大学ランキングについて、 英国のTimes Higher Education(THE)とQuacquarelli Symonds(QS)のアジアランキング、 サウジアラビアのThe Center for World University Rankings (CWUR)、 上海交通大学の世界大学学術ランキング(Academic Ranking of World Universities=ARWU)、 QSの世界大学ランキング、THEの世界大学ランキング、 ... ...続きを見る
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